標本DATA
【種 類】 アマミマルバネクワガタ Neolucanus protogenetivus protogenetivus ♀
【サイズ】 50.3 ㎜
【採集場所】鹿児島県大島郡宇検村 湯湾岳(奄美大島)
【採集日時】2005年9月13日
【採集方法】夜間のLooking採集(スダジイ)
【採集者名】S. F.
女の子もご紹介します。これぞマルバネと呼ばれる所以でしょうね。大アゴが小さいため、さらに丸さが際立ちます。
でも…タイトルに書きましたが、本個体は少し細身なのです。たくさん標本を持っているわけではありませんが、もっと丸くデブっとしたフォルムが多いように感じます。
Fさんが夜間の山に足を踏み入れ、大きなスダジイの大木で見つけた個体になります。
一般的にオスの方が少し早く成虫となり、メスが出てくるのを洞の外などで待ち伏せしているそうです。その時に、待ち伏せ中のオスが複数いると、激しい争いが始まります。成虫になるとほとんど食べないようです。とにかく子孫を残す為に、良いメスと結婚(交尾)するためにオスたちは必死なのです。
Contributed by HIRO
2025 March